論文:
書字教育と書写教育―書写・書道教育の社会言語学序説―
なかの まき
日本語表記の再検討―情報アクセス権/ユニバーサルデザインの視点から―
あべ・やすし
公立図書館での読み書き支援サービス
山内 薫
リテラシー再考―多言語社会における「識字」を考えるために―
砂野 幸稔
法廷通訳に求められる正確性のかたられかた
糸魚川 美樹
学習者を〈排除〉する教授法―「客観的な」教授法への批判的まなざし―
仲 潔
書評:
「身体化教育」というコミュニケーション―品川裕香の3つの著作をめぐって―
品川 裕香著『怠けてなんかない! ディスレクシア~読む書く記憶するのが困難なLDの子どもたち』(岩崎書店、2003年)
『心からのごめんなさいへ 一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦』
(中央法規、2005年)
『怠けてなんかない!セカンドシーズン』(岩崎書店、2010年)
すぎむら なおみ
多文化社会の産物としての学位論文の明と暗
リリアン・テルミ ハタノ著『マイノリティの名前はどのように扱われているのか 日本の公立学校におけるニューカマーの場合』(ひつじ書房、2009年)
ましこ・ひでのり
梶 茂樹/砂野 幸稔編『アフリカのことばと社会 多言語状況を生きるということ』(三元社、2009年)
石部 尚登
高橋 朋子『中国帰国者三世四世の学校エスノグラフィー 母語教育から継承語教育へ』(生活書院、2009年)
あだち ゆーこ
Robert Phillipson, Linguistic Imperialism Continued(Routledge、2010年)
寺沢 拓敬
「声」なき者の「語り」と「外国人支援者」の「権力」
清水睦美・「すたんどばいみー」 編著『いちょう団地発!外国人の子どもたちの挑戦』
(岩波書店、2009年)
柿原 武史
書評へのリプライ
清水 睦美
蔣勳著『漢字書法之美 舞動行草』(遠流、2009年)
冨田 哲
森山幹弘・塩原朝子編著『多言語社会インドネシア 変わりゆく国語、地方語、外国語の諸相』
(めこん、2009年)
布尾 勝一郎
中村雄祐著『生きるための読み書き 発展途上国のリテラシー問題』(みすず書房、2009 年)
すみ ともゆき
書評への応答
中村 雄祐
吉川雅之編『「読み・書き」から見た香港の転換期 1960~70年代のメディアと社会』
(明石書店、2009年)
冨田 哲
山内 薫著『本と人をつなぐ図書館員 障害のある人、赤ちゃんから高齢者まで』(読書工房、2008年)
山下 仁