論文:
障害者と情報アクセシビリティに関する諸課題の整理-情報保障の概念を中心に -
打浪(古賀)文子
識字運動の構造
-同化主義・能力主義の再検討によるコミュニケーションのユニバーサルデザイン-
かどやひでのり
「ことばのちから」というイデオロギー -言語現象を「能力化」するまなざしを問う-
寺沢 拓敬
教科日本語における漢字のカベ-その予備的考察-
すみ ともゆき
第二言語としての日本語教育の課題
足立 祐子
インドネシア人看護師・介護福祉士候補者受け入れに関する新聞報道
-「日本語」と「イスラム教」をめぐる記述の問題点について-
布尾 勝一郎
言語観教育の展開-英語「科」教育にできること-
仲 潔
女性学は何のためにカタカナ語「ジェンダー」を守るのか
-社会言語学的アプローチによる「ジェンダー」受容過程の再検討-
斉藤 正美
CEFRは地域語・少数言語にいかなる影響を与えうるか-受容のされ方から問題点を探る-
柿原 武史
日本の読み書き能力の神話-その隠蔽機能の解明と問題解決のための研究について-
山下 仁
法廷における方言的ことば
札埜 和男
言語という障害-知的障害者を排除するもの-
あべ・やすし
講演録:
情報はどう保障されているか -中途失聴者から見た現状-
田中 邦夫
映像評:
長野県梓川高校放送部「漢字テストのふしぎ」(2007年)
なかの まき
「漢字テスト」がうきぼりにするイデオロギー
ましこ・ひでのり
書評:
LLブックを学校へ!
藤澤和子・服部敦司編『LLブックを届ける やさしく読める本を知的障害・自閉症のある読者へ』(読書工房、2009)
すぎむら なおみ
死産される英語教育日本語教育そして帝国言語教育
佐藤慎司・ドー ア根理子編著『文化、ことば、教育』(明石書店、2008)
はるはら けんいちろう
中村桃子『「女ことば」はつくられる』(ひつじ書房、2007)
冨田 哲
中村桃子
『〈性〉と日本語 ことばがつくる女と男』(NHKブックス、2007)
木村護郎クリストフ
野村雅昭『漢字の未来 新版』(三元社、2008)
安田 敏朗
日本語教育政策は存在するか?
田尻英三編『日本語教育政策ウオッチ2008 定住化する外国人施策を巡って』
(ひつじ書房、2009)
塚原 信行